今更聞けない!通信プロトコルを超わかりやすく解説!

ベビたこ
ベビたこ

URLのHttpとHttpsってあるけど、これなに?

てっぱん
てっぱん

セキリュティの話でも出てきたやつだね。プロトコルってやつだ。

ベビたこ
ベビたこ

プ、プロトコル?なんか必殺技みたい。

てっぱん
てっぱん

IT用語って無駄にかっこいい名前多いよね~

プロトコルはインターネットの通信を考える上で大切な考え方なんだ。

じゃあ、今回はそんなプロトコルについて解説するね。

TCP、UDP、HTTP、HTTPSって?

てっぱん
てっぱん

TCP、UDP、HTTP、HTTPSとかを聞いたことはある?

ベビたこ
ベビたこ

HTTPとかHTTPSは聞いたことあるけど、TCPとUDPはないなー

てっぱん
てっぱん

コンピュータの世界では、たくさんの略語が使われているね。

TCP、UDP、HTTP、HTTPSなど、は「通信プロトコル」というものの種類なんだ。

プロトコルとは

まずそもそも、プロトコルとは、コンピュータ同士が通信するときのルールのことを言うよ。

例えば、友だちと話すときには、「こんにちは」から始めて、「さようなら」で終わる。

それと同じように、コンピュータもまた、通信するときには決まったルールに従うんだ。

日本語の挨拶で始まって、日本語の別れの言葉を言って終わる。コンピュータの世界にも似たように同じ言葉で通信し合う、周波数を決めるみたいな感じでルール(プロトコル)が定められているんだよ。

それぞれのプロトコルには、どんな情報を送るか、どのように送るか、エラーが起きたときはどうするかなど、通信するための具体的なルールが決められているんだ。

プロトコルによって通信が制御されている?

それぞれのプロトコルには、適している使い方があるんだ。

例えば、TCPは「信頼性」が高い通信を行うためのプロトコルで、送ったデータが必ず相手に届くことを保証してくれるルールを示しているよ。

つまりTCP通信であれば、僕たちが送ったデータが相手先に必ず届いていることを表している。

UDPは「速度」を重視した通信を行うプロトコルで、データが必ず届くことを保証はしないけれど、その代わりに高速にデータを送るルールを定めているよ。

動画などのデータを高速でやり取りするときはUDPのルールに従って通信が行われるんだ。

HTTPとHTTPSは、ウェブブラウザとウェブサーバーが通信するときに使われるプロトコル。

これらはウェブページを見るために必要なデータを送受信するためのルールを定めているんだ。

URLの頭についているから見慣れていると思うけど、このプロトコルによってWebサイトとスマホやパソコンの通信がルールづけられているんだよ。

ベビたこ
ベビたこ

うーん、なんとなくわかったような、わからないような。

具体的にこの知識があることでどんな良いことがあるの?

てっぱん
てっぱん

通信の種類を知ることで、信頼できる通信かどうかを判断することができるんだ。

ベビたこ
ベビたこ

TCPを使っているから通信の信頼性が高い!UDPを使っているから通信は速度重視なんだ。ってことを知れるってこと?

でも、正直それを知ってボクに何か得ってあるのかな?

てっぱん
てっぱん

そうだね~

得らしい得は通信を使っている分にはないかな。

あまり意識しないのも通信を確立するエンジニアが頑張っている証拠なんだ。

仮に今後ネットワークのエンジニアになりたいという場合はこのプロトコルという概念をしっかり学ぶ必要があるよ。

ネットワークエンジニアになるわけでなくとも、「プロトコルというルールをもとに通信が行われているんだ!」くらいは知っておくと後々便利だから覚えておいて。

ベビたこ
ベビたこ

いつ使われるかはわからないけど、知っておくと必ず得になる。なんだかタイムカプセルみたい…!

てっぱん
てっぱん

とはいえ、HTTPとHTTPSくらいはしっかり押さえておいた方がいい!

これはURLでもわかる通り、日常的に見かけるし安全性という意味でもしっかり覚えておいた方がいいよ。

HTTP通信よりHTTPS通信が良い理由

HTTPとHTTPSの大きな違いは、「安全性」だ。

HTTPは平文でデータを送るため、その情報が盗まれるリスクがある。

それに対して、HTTPSは「SSL/TLS」という技術を使ってデータを暗号化し、安全に送ることができるんだ。

だから、個人情報などの重要な情報を扱うウェブサイトでは、HTTPSが使われていることが多いんだよ。

例えば、お買い物サイトでクレジットカード情報を入力するとき、その情報はHTTPSを通じて安全に送られ、誰かに盗まれることはないとHTTPSのプロトコルが保証してくれるんだ。

HTTPは、通信を暗号化しないから通信を盗聴されてしまったらクレジットカード情報を覗き見ることができてしまうってわけ。

つまり、HTTPは盗聴されたら、通信内容がバレちゃう。HTTPS通信は盗聴されても内容が暗号になっているから通信内容は見られない感じだ。

メールに例えるなら、HTTP通信のメールだと途中で誰かにメールを盗まれたらメールの内容まで見られてしまう。

HTTPS通信の場合は途中で誰かにメールを盗まれても、メールの内容は暗号化されているからメールの内容を見られても内容を理解することはできないんだ。

だから、URLの先頭のHTTPSって部分は非常に重要。

HTTPというURLで始まっている場合は、通信が暗号化されていないから盗聴される恐れがあるからできるだけURLはHTTPSとなっているものを利用するようにしよう。

特にHTTPというURLのサイトでクレジットカードとか個人情報を入力するのは控えた方がいい。

まとめ

ベビたこ
ベビたこ

ボクはまだクレジットカードを持っていないけど、メールの例はちょっと怖くなった!

てっぱん
てっぱん

そうだね。たった1文字の違いなのに中身は全く異なるもの。

プロトコルって軽視されがちだけど通信技術において非常に重要な考えなんだ。

ベビたこ
ベビたこ

なるほど!

ボクも正直今回の説明を聞いても必要性がわからない部分あったけど奥が深くて重要だってのはわかった。

てっぱん
てっぱん

よかった!

コンピュータの通信はプロトコルによって成り立っていて、特定の目的に合わせて最適化されるようにエンジニアたちが頑張ってくれているおかげで通信できているわけだ。

より快適に、より理解してインターネットを使えるようにプロトコルを理解するとなれるよ。

ベビたこ
ベビたこ

うん、ちょこっとだけどTCP、UDPにも興味出てきたから。

またいつか教えてね。

てっぱん
てっぱん

いつかと言わず、今からみっちり教えてあげるよ~

ベビたこ
ベビたこ

うーー、今日はもうお腹いっぱいだよーーー!

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てっぱん
てっぱん
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