もう!わかったてば!今はやらない!!
なにを怒ってるんだい?たこ
iPadがさ、何回もクラウドの容量がいっぱいです。みたいなこと言うんだ。
僕はそもそもクラウドなんてアプリ入れてないし、何回も聞かれるし意味わからない!!
iCloudのことだね。SaaSのサービスだ。
ん~?兄ちゃんまで意味わからないこと言い出してる!もうやだ!!
わかった。
じゃあ今回はクラウドのことについて紹介するから、クラウドとはどういったサービスのことかを紹介するよ。
ふん、怒ってるぼくを果たして満足させてくれるかな?
クラウドコンピューティングとは?
自転車や車を借りることってあるよね?
それは、自分で持つよりも便利だったり、費用を抑えられるからだよね。
それと同じように、コンピュータの力も「借りる」ことができるんだ。
それがクラウドコンピューティングだよ。
クラウドコンピューティングは、インターネットを通じて、コンピューターの機能やデータを利用する方法のことを指すんだ。
そのコンピュータの力は、遠くにある大きなデータセンターにあるコンピュータから提供されるよ。
大きなデータセンターにはたくさんのコンピュータがあって、その力を借りて、僕たちのスマホやパソコンで色々なことができるんだ。
クラウドコンピューティング?クラウドの話じゃないの?
クラウドっていうのは厳密にはインターネットのことを表していて、クラウドコンピューティングっていうのはiCloudとか身近なクラウドシステムに関係する部分のことを言うんだよ。
クラウドコンピューティングの中にも、借りるコンピュータの枠によって種類が分かれているんだ。
次からはその分け方の種類「IaaS」「PaaS」「SaaS」について解説していくよ。
IaaSとは
IaaSとは「Infrastructure as a Service」の略で、これは「インフラをサービスとして利用する」という意味だよ。
普通、自分の会社でコンピューターシステムを動かすには、サーバーという大きなコンピュータや、ネットワークといった機器が必要だけど、これらの機器をすべて自分で用意するのは大変だ。
でも、IaaSを使えば、これらの機器を借りることができるんだ。
サーバーとネットワークだけを借りて、自分で作ったアプリやプログラム、システムを設置することができる。
ちょうど、自分で自転車を持つ代わりに、レンタル自転車を使うのと似てるね。
レンタル自転車は自転車だけ借りて、あとは自由に使える。ただ自転車の種類だったりはある程度決まったところからしか選べない感じもIaaSとよく似ている。
PaaSとは
PaaSは「Platform as a Service」の略で、「プラットフォームをサービスとして利用する」という意味だよ。
これは、ソフトウェアを作るときに必要な道具や材料を借りることができるサービスだよ。
例えば、家を建てるときにはハンマーや釘、材木が必要だけど、それらをすべて自分で用意するのは大変だよね。
でも、PaaSを使えば、それらを借りることができるんだ。
さらに、それらの道具を使って、どうやって家を建てるかまで教えてくれるよ。
だから、ソフトウェアを作る人々にとっては、とても便利なサービスなんだ。
IaaSよりも一層、アプリやプログラムを作る基盤が出来上がって簡単になっていくイメージ。
レンタル自転車に例えるなら、行き先も駐輪スペースもセットで借りるのに似ているね。
SaaSとは
SaaSは「Software as a Service」の略で、「ソフトウェアをサービスとして利用する」という意味だよ。
これは、パソコンやスマホにソフトウェアをインストールせずに、インターネットを通じてソフトウェアを使うことができるサービスだよ。
例えば、メールサービスや写真共有サービスなどがこれにあたるよ。
自分でソフトウェアを買ったり、インストールしたり、更新したりする手間がなく、必要なときに必要な分だけ使うことができるから、とても便利なんだ。
このSaaSってのがiCloudとかに該当する。
Appleが提供するSaaSのサービスで、写真などのデータをAppleの持つサーバーを借りて保存するサービスだね。
クラウドというのを聞いたら、身近な例だと大概がこのSaaSに該当する。
レンタル自転車というよりかは、パッケージのツアーに似たイメージだ。
旅行代理店側で行き先も行く手段も決まっているツアーに、申し込むだけで難しいことは考えず指定された時間に行けばいいだけ。
自由は少ない分、アプリの内部やプログラミングを一切考えなくてよくなるのがSaaSなんだ。
なんとなく、クラウドについてわかってきた?
うーん、本当になんとなくだけどね。
たまにオンプレとか、オンプレミスっていうのを聞いたりするんだけど、それはクラウドの仲間?
サーバーとかの話で出てきたと思うんだけど…
いいね🎶
実際にシステムを作る上ではサーバーは必須だ。クラウドはそんなサーバーをAmazonやMicrosoftが提供するものを使おうという話だったけど、オンプレミスは全くその逆なんだ。
オンプレミスとの違いは?
オンプレミス(略してオンプレと言うときもある)とは、自分の会社の中にあるコンピューターシステムを使う方法のことだよ。
それに対して、クラウドコンピューティングは、遠くのデータセンターにあるコンピュータの力を借りる方法だ。
オンプレミスは自分で全部を管理するから、自由に使えるけど、その分、コンピューターシステムを維持したり、トラブルが起きたときに対応したりするのは大変なんだ。
サーバーを完全に購入して、そこにプログラムを配置して運用していくイメージ。
それに対して、クラウドコンピューティングは、その手間を省けるけど、サービスを提供している会社のルールに従う必要があるよ。
クラウドコンピューティングを提供している会社って?
有名どころだと、AmazonとかMicrosoft、Googleなんかが提供しているよ。
サービス提供会社によって、○月△日にサーバーのアップデートをします。って言われたらその通りにするしかない。
あくまでサーバーを借りている身だから、あまり自分都合にサーバーをいじることができない欠点があるんだ。
オンプレミスとクラウドコンピューティングには、それぞれ、利点と欠点があるから、自分の状況に合わせて使い分けるといいね。
まとめ
どうだったかな?クラウドについて理解できた?
サーバーにプログラミングを置くイメージがちょっとわからなかったかな。
サーバーについては前にも解説しているから、忘れてたら思い出してみて。
そうだった!見直しとこう。
サーバーを借りる。
インターネットの上のサービスを使うってのがクラウドってことってわかったから十分かな?
そうだね。そこまで理解できていれば十分だ。
後の細かいIaaSやPaaSの厳密な違いや使い方なんかは追々で大丈夫。
じゃあ、とりあえずiCloudについてもわかったから、満足できたかな。
そりゃあ、よかった!!
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