あれ、あれ?ネットが繋がらない。
にいちゃんネットが繋がらないよぉ!!
え?あれ、本当だ。
とりあえずルーターを再起動させてみようか。
どう?これで繋がったんじゃない?
うん、繋がった!ありがとう!
今度同じことあったら、とりあえずルーターを再起動してみてね。
え、あ、うん?ルーター?って?
これのことだよ。
というかもしかして、たこってルーターとかネットワーク機器のことあんまりわかっていない感じ?
うん、Wi-Fiでネットにつながっているのは知っているけれど、そのほかのことは知らないねぇ
そうか、じゃあ今回はネットワーク機器について解説するから
ルーターとかモデムなどが何なのかしっかり押さえておこう。
ネットワーク機器とは
自分の家でインターネットを使って遊んだり、学校の宿題をしたりすることがある。
そんな時、インターネットに接続するための特別な箱や機械が家にあることに気づいたことがあると思う。
これらの箱や機械は「ネットワーク機器」と呼ばれるもので、私たちの日常生活に欠かせないものなんだ。
サーバーやインターネットの情報を中継して、スマホやパソコンにWi-Fiで送ったりする機器のことを指すよ。
自宅にネットワークがつながる理由
思い出してみて。
遠くの友だちと手紙でやり取りをするとき、ポストに手紙を入れて、友だちの家まで届けてもらう。
インターネットも似たような仕組みだったね。
家の中から、遠くの世界の情報やウェブサイトにアクセスできるようにするためには、特別な「道」や「道具」が必要なんだ。
この「道」や「道具」を作ってくれるのがネットワーク機器なんだよ。
郵便屋さんという言い回しとして捉えてもいい。
サーバーの復習も兼ねて、あるホームページを見に行く流れを追ってみよう。
まずスマホからURLというリクエストが送信される。
送信されたリクエストはWi-Fiという電波になって、ルーターに届けられるんだ。
ルーターはリクエストに書かれたURLを使って、モデムに中継する。
モデムはルーターからのリクエストに書かれたURLを使って、広いインターネットの中から目的のサーバーを見つけるんだ。
サーバーにリクエストが届くと、返信のWebページが返ってくる。
モデムがその返信を受け取って、ルーターに渡す。ルータからスマホに返信をさらに中継して僕たちのスマホにはWebページが見れる状態になるんだ。
これがネットワークが繋がる簡単な仕組みだよ。
サーバーが返信を返すってどういうことだっけ?
サーバーの返信の仕組みについては別記事で紹介してるから復習してみて。
モデムとは
モデムは、外の大きなインターネットの世界と家の中のコンピューターやスマホをつなぐための魔法の箱のようなものだよ。
モデムは、遠くのサーバーからの情報を、家の中のデバイスが理解できる言葉に変えてくれる役割をしているんだ。
リクエストというWeb上の言葉を電話回線や光回線で用いられる電気信号に変える役割だ。
ルーターとは
ルーターは、家の中でたくさんのデバイス(スマホ、タブレット、ゲーム機など)がインターネットにつながるための交差点のような役割を果たしているよ。
中継機という言い方もわかりやすいかもしれない。
手紙で言うところのポストや郵便局みたいなイメージだよ。
家の近くのポストに投函すれば、相手の家の近くの郵便局に着く。
そして、郵便局から相手の家のポストに届く。
まさにこのポストと郵便局というのがルーターのイメージだ。
光回線、LANケーブルとは
ネットワーク機器の用語でさらに出てくる二つ。光回線とLANケーブルについても簡単に解説するよ。
光回線は、信号を光の形で速く運ぶことができる特別なケーブルだよ。
これによって、大量のデータや情報を超高速で家まで届けることができるんだ。
とにかく高速通信ができる。と覚えておこう。
LANケーブルは、家の中でコンピューターやゲーム機を直接ネットワークにつなぐためのケーブル。
LANケーブルを使うと、安定して高速な通信が楽しめるよ。
ケーブルの形で言うとこんな感じのやつだ。
イーサネットとも呼ばれる昔ながらの通信形式だと覚えておくといいね。
まとめ
色々な機器が頑張ってくれているおかげで、ぼくはこうしてネットが触れるんだね
そうなんだ
見えない魔法のようなネットワークが広がっているのは
こういった地味だけど重要な機器たちのおかげなんだよ。
すごーーい、ちなみにどうしてルーターを再起動させるとネットワークが繋がらないのが直るの?
絶対の条件ではないけど、たまーにルーターの調子が悪いことがあるからね。
再起動はその際に有効な手段なんだよ。
へーー、じゃあ次の時はどれがルーターで再起動しなきゃいけないのかがわかった!
いいねーー!!