ふむふむ
うわ、なにこの大量のメール!!!
もう、人のメールボックスを勝手に見ないでよぉ
見えちゃったんだよ。すごい量のメールだけど大丈夫?
もちろん、完全に迷惑メールだね。ブロックする前にどんなメールアドレスなのか見ていたんだよ。
メールアドレスを見て何かいいことあるの?
もちろん、メールアドレスやドメインでフィルターをかけるのが迷惑メールフィルターだからね。
メールアドレスはなんとなくわかるけど、ドメインって?
よーし!今日はメールについて解説していこうか!
メールとは
手紙を書いたことがあるかな?
昔は手紙を書いて、ポストに入れて、友だちや家族に届けてもらっていたんだよ。
でも今は、コンピューターやスマホで「メール」という手紙を送るよね。
これは、電子的な手段でメッセージを送ったり受け取ったりする方法なんだ。
手紙が電子的なものに置き換わっただけで、仕組み自体はかなり手紙に近いイメージを持つとわかりやすいよ。
メールの仕組みを説明する上で外せない知識がメールサーバーだ。
メールサーバーがメールの仕組みを作っていると言っても過言ではないから、メールサーバーについて知るところから。
メールサーバーは、インターネット上の特別なコンピューターで、みんなのメールを管理しているよ。
メールサーバーがなければ、メールを送ったり受け取ったりすることはできない。
郵便局が手紙を管理するのと同じイメージだ。
メールサーバー=郵便局って感じ?
うん、そのイメージで問題ない!
メールサーバーの仕組み
メールサーバーは主に二つのことを実施できるようになっている。
「メールの保管」と「メールの転送」だ。
メールの保管: メールサーバーは、メールを一時的に保管して、相手が受け取る準備ができるまで待つ。
メールの転送: メールが送られると、メールサーバーはそれを相手のメールサーバーに転送する。
これら二つの仕組みを持つことで、メールを送ったり、メールを受信したりすることができるってわけさ。
相手のメールサーバー?ってことは一人一つのメールサーバーを持っているということ?
良い着眼点だね!
正確にはドメインごとにメールサーバーがあるよ。
例えばメールアドレスのお尻が@gmail.comであればgmail.comメールサーバー。
@outlook.comだったらoutlook.comみたいな感じだ。
あれ、じゃあ同じお尻の@gmail.comの場合同じメールサーバーを使うってこと?
これまた良い着眼点だね!
メールサーバー内には一人一人に小さなメールサーバーがあるイメージなんだよ。
大きくまとめると@gmail.comというメールサーバーで、さらにその中にメールアドレスの前の部分という番地に住んでいる形だね。
ということは、マンションと部屋番号みたいな感じ?
まさにその通り!
@gmail.com部分はマンションの名前で、@より前の部分が部屋番号って感じ。
おーちょっとスッキリした!!
メールが相手に送られるまでの流れ
メールが相手の元まで届く流れを抑えることで、メールの仕組みが理解できると思うから紹介するね。
①メールの作成: まず、自分のコンピューターやスマホでメールを書く。
②メールの送信: 書いたメールを「送信」ボタンを押すと、メールはインターネットを通じて自分のメールサーバーに届けられる。
③メールサーバーの処理: 自分メールサーバーがメールを受け取って、誰に送るかを確認するんだ。
④メールの配達: 自分のメールサーバーは作成したメールを相手のメールサーバーに送る。
⑤メールの到着: 相手のメールサーバーがメールを受け取って保持しておく。
⑥メールの受信: 最後に、相手が自分のメールボックスを見ると、メールサーバーから自分宛のメールをダウンロードしてくる。そして送ったメールを確認することができる。
スマホに直接届けられるわけではないんだ。
そうなんだ。メールサーバーに届くまでというのでひと段落する。
そこから自分のスマホやコンピューターにダウンロードしてくるのがメールの仕組みなんだよ。
てっきり、メールはスマホに直接届けられるものだと思っていたよ。
細かい部分だけど、その違いってのは大きいんだよね。
スマホを買い替えてもメールアドレスさえ登録すれば、過去のメールアドレスが見れたりするのもこの仕組みのおかげだったりするんだ。
メールを使った攻撃
メールは便利だけど、時々悪い人が悪いことをすることもあるんだ。
例えば、「フィッシング」という、偽のメールを送って大切な情報を盗もうとする攻撃がある。
迷惑メールやスパムメールと言われたりもする「フィッシング」という手法のメール。
いかにも重要そうだったり、緊急性が高い内容のメールの内容でURLをクリックさせようとするメールというのが特徴だよ。
これをクリックしてしまうと、自分の身元がバレたりするから気をつけて。
メールアドレスがおかしかったり、微妙に日本語がおかしかったりする場合はとにかくメールを開かない。
開いたとしてもURLは絶対にクリックしないというのが「フィッシング」に対する正しい対処法だよ。
万が一、URLをクリックしてしまった場合は、保護者に相談してね。
ぼくの場合はにいちゃんに聞けばいいね
そうだね。僕に聞いてくれれば大丈夫!!
メールのセキュリティ対策
最後にメールのセキュリティ対策をまとめて終わるよ。
怪しいメールに注意: 知らない人からのメールや変なリンクがあるメールは開かないこと。
変なリンクの目安としては「http」となっていないか。
「https」というはじまりだったら、まだクリックしても安全だけど、「http」だったら危険!!
「s」という小さな違いだけど、この違いは大きいから、目安にしてみて。
パスワードを強くする: メールアカウントのパスワードは、他の人が推測しにくいものにする。
メールアドレスにもパスワードがあるよ。
このパスワードが流出してしまうと、他人が自分メールサーバーに自由にアクセスできることになる。
これはとっても危険なんだ。
勝手にメールを送られたり、受信したりされる。とにかくパスワードとつくものは厳重にする。これだけは覚えておこう。
大人に相談する: 変なメールが来たら、すぐに大人に相談すること。
自分一人で悩まず大人の手を借りよう。
人の手を借りるのは恥ずかしいことじゃないよ。笑われるようなことでも、ないし一人で抱え込むことが一番危険で犯罪者たちの思う壺なんだ!
まとめ
今回はメールの仕組みについて紹介してきたけどどうだったかな?
メールの流れっていうのが一番分かりやすかった!
それは良かった!!
メール1つでこんなにしっかり仕組みがあるなんて知らなかったよ
そうだね。逆にこういう仕組みがあるからメールが届くんだって思うと楽しくない?
うーーん、そ、そうだね。。?
あんまりピンときてないじゃーーん!!!