今更聞けない、IPアドレスとMacアドレスの基本と仕組みとは超わかりやすく解説

ベビたこ
ベビたこ

ねぇにいちゃん、IPアドレスってなに?

てっぱん
てっぱん

え!どうしたの急に!

ベビたこ
ベビたこ

いやー今日さ、パソコンの設定を色々いじっていたらIPアドレスっていうのを変更できるところが出てきてさ、なんなのかなーって

てっぱん
てっぱん

ううぅ!

ベビたこ
ベビたこ

どうしたの!にいちゃん!!

てっぱん
てっぱん

嬉しいんだヨォ、たこがそんな熱心にパソコンのことを考えてくれてぇ。

しかも結構難しいIPアドレスなんて言葉がたこの口から出るなんてぇ

ベビたこ
ベビたこ

そ、そうだね…

てっぱん
てっぱん

よーし、じゃあ今日はIPアドレスとついでにMacアドレスについて解説するよ。

パソコンの通信を学ぶ上での大事な二つのアドレスについてわかるようになるはず!

通信には宛先が必要

手紙を送るときに宛先を書くよね?

これは、手紙が正しい人のもとへ届くために必要なんだ。

インターネットでも同じで、データを送るときには「宛先」が必要なんだ。

これがないと、データは迷子になってしまう。

宛先には2種類IPアドレスとMacアドレスがある

インターネットの世界には、2つの重要な宛先があるよ。

それが「IPアドレス」と「Macアドレス」だ。

ベビたこ
ベビたこ

あれ、メールアドレスは?

てっぱん
てっぱん

メールアドレスも重要な宛先だけど、今回はメールアドレスよりも前段階でそもそも電波を飛ばす相手先という観点で見ると「IPアドレス」と「Macアドレス」になるよ。

ベビたこ
ベビたこ

通信が確立しなきゃそもそもメールも送れないからってこと?

てっぱん
てっぱん

その通り!!

IPアドレスとは

IPアドレスは「インターネット・プロトコル・アドレス」の略で、インターネット上のそれぞれのコンピューターやスマホに割り当てられる特別な番号だよ。

家の住所みたいなもので、この番号があるおかげで、インターネット上でデータを正しい場所に送ることができるんだ。

インターネット上の住所というイメージで、192.165.92.1みたいな数字で表される。

IPアドレスを指定するとインターネット上の、IPアドレス先に通信を送るんだ。

その時に、自分のIPアドレスを送り元とすると、返信が自分のIPアドレス宛に戻ってくるってわけ。

ベビたこ
ベビたこ

本当に住所みたいな感じだね。

Macアドレスとは

Macアドレスは「メディア・アクセス・コントロール・アドレス」の略で、コンピューターやスマホのネットワーク部分に最初からついている特別な番号だよ。

工場で作られるときに決まるから、世界中で1つだけの特別な番号なんだ。

これは、おもちゃのシリアルナンバーみたいなものだね。

ベビたこ
ベビたこ

最初からついている番号って本当?

てっぱん
てっぱん

本当だよ。工場でパソコンやスマホが作られた時点で固定される番号だから世界で一つだけ。

ベビたこ
ベビたこ

でもIPアドレスがあるのに、どうしてMacアドレスも必要なわけ?

逆にMacアドレスだけでも通信はできそうな気がするし

てっぱん
てっぱん

いい着眼点だね。確かにその通りに見えるけど、ちゃんと理由がある!

通信での使われ方

IPアドレスとMacアドレスは両方揃って通信がスムーズに行われるんだ。

Macアドレスはコンピューターやスマホを特定する際に使われて、IPアドレスはコンピューターやスマホがどこにあるのかをおおよそ掴むイメージ。

まず通信データを送るとき、Macアドレスを用いて、近くのルーター(インターネットに繋がっている機器)に通信したい先のIPアドレスを送る。

ルーターは送信したい先のIPアドレスの情報から、そのIPアドレスに一番近いMacアドレスを持っている機器にデータを送るんだ。

近くのルーターはIPアドレスから届いた情報をもとに、自分の近くかつIPアドレスが一致するMacアドレスのコンピューターやパソコンにデータを送る。

図にまとめるとこんな感じ。

Macアドレスだけで通信をすると、全てのMacアドレスの位置を常に全ルーターが把握しておかなければいけなくて大変すぎる。

逆にIPアドレスだけだと、IPアドレスは環境によって変わるから送りたい相手先が変わる場合に対応できない。

二つが合わさって、通信が確立できるんだ。

イメージとしては、IPアドレスは住所で、Macアドレスは次に渡す相手の名前って感じ。

IPアドレスの枯渇を改善する方法

ちなみに、IPアドレスは192.165.1.2のように表すと言ったけど、これには致命的な弱点があるんだ。

それは数に限りがあること。

ズバリ43億個以上のIPアドレスを振り分けることができないという弱点だよ。

43億個と聞くと全部使い切るのは難しいと思うかもしれないけど、全然そんなことはない。

今時一人一つ以上の通信デバイスを持つのは当たり前になってきているから、ピンチになってきているんだ。

この四つの数字で区切るIPアドレスのタイプを「IPv4」と呼ぶ。

そしてこの枯渇問題を解決する方法が「IPv6」という新しいタイプなんあ。

もっとたくさんのアドレスを作れるIPv6が作られたんだよ。

「IPv6」では4つの数字で区切っていたところを8つに区切ることにした。

これによって43億の4乗通りのアドレスを確保することができるようになったんだ。

もうどんな数字になるのかもわからないくらいの数字。地球上の全ての砂つぶにアドレスをつけることができるくらいの数字になったわけ。

これなら流石に、使い切ることは人間が生きている間は無理だろうと思われるよ。

まとめ

てっぱん
てっぱん

以上がIPアドレスとMacアドレスの解説だったわけだけど、どうだった?

ベビたこ
ベビたこ

IPアドレスが宛先っていうのはよくわかったかな。

Macアドレスが近くの相手っていうのはイメージしづらかったけど、図のおかげでIPアドレスとの関係もわかった!

てっぱん
てっぱん

そりゃ、良かった!

ベビたこ
ベビたこ

ねぇちなみに、パソコンのIPアドレスいじっちゃったら、インターネットに繋がらなくなっちゃった!てへ

てっぱん
てっぱん

あ!!それを直してもらいたいだけにこの話持ちかけたねー

ベビたこ
ベビたこ

バレちゃったか!

てっぱん
てっぱん

まぁ、パソコンで色々操作して失敗するのはいいことだから、良いけどね!!!

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てっぱん
てっぱん
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