今日はルーティングについて解説しよう!
どうしたの!?にいちゃん急に
これまでIPアドレスとか、ネットワーク機器とかの話はしてきたけど重要なルーティングをやっていないことを思い出してね。
ルーティング?何が嬉しいやつ?
ルーティングを知るとデータがどういった道筋で運ばれるのかわかるよ!
ちょーーーっとだけ面白そうかな?
ちょっとじゃないよ!ちゃんと面白いよ!!
ルーティングとは
道に迷わずに目的地にたどり着けるように、地図を見てどの道を通ればいいかを決めることがあるよね。
ルーティングもそれにとても似ているんだ。
インターネットの世界では、情報がパソコンやスマホから別の場所へと届けられるとき、正しい道順を見つける必要がある。
ルーティングは、その情報(データパケットと呼ばれる)を目的地まで一番効率的に送るための「道順を決める」プロセスなんだよ。
ルーティングがなぜ必要か
インターネットは世界中に広がる大きなネットワークで、たくさんのコンピューター、スマホ、サーバーが繋がっているんだ。
ルーティングがなかったら、データパケットはどこに行けばいいのかわからなくなってしまう。
それは、大きな迷路の中で道案内がないのと同じ。
ルーティングがあるおかげで、データパケットは正しい道を見つけて、速くて安全に目的地に届けられるんだ。
ぼくのスマホからもデータがルーティング、されてサーバーに届いているってこと?
そうだよ。
たこのスマホがルーターにつながって、その次に別のルーターAに届いて、また別のルーターBに届いてって感じに地図と案内というルーティングがされているんだ。
見えないところで、すごいことが行われてるんだね!
ルーターがどのようにパケットを運ぶのか
ルーターは、データパケットの運び屋さんみたいなもの。
パケットが届くと、ルーターはそのパケットを見て、どこへ行きたいのか(目的地のIPアドレス)を確認するんだ。
それから、ルーターは自分の中にあるルーティングテーブル(地図のようなもの)を使って、そのパケットを次にどこへ送ればいいかを決めるんだ。
このプロセスを繰り返すことで、パケットは出発点から目的地まで正確に届けられるんだよ。
静的ルーティングと動的ルーティングとは
ルーティングには「静的ルーティング」と「動的ルーティング」という二つの主な方法があるよ。
静的ルーティング:
これは、ネットワーク管理者が手動でルート(道順)を設定する方法だよ。
変わらないルートがある小さなネットワークでよく使われる。
でも、ネットワークが大きくなると管理が大変になるんだ。
動的ルーティング: これは、ルーターが自動で最良のルートを見つけてくれる方法。
ルーターは周りの状況を見て、いつも最適な道を選ぶように動くんだ。
大きなネットワークや、よく変化する状況に適しているよ。
動的?静的?ってなんで二つもあるの?
動的は自動的にルーティングを決めて、静的は手動でルーティングを決める。
手動で決めるのが必要になることってあるの?
あるんだ。このルートを絶対使って!みたいなセキュリティを高める時とかだね。
ルーティングを知ると何が嬉しいの?
ルーティングを理解すると、インターネットがどう動いているのかがよくわかるようになるよ。
たとえば、なぜ時々ウェブページが遅くなるのか、またはなぜある時は特定のウェブサイトにアクセスできないのかなど、インターネットの「なぜ?」に答えられるようになるんだ。
また、もし大きなネットワークを管理する仕事についたり、自分でウェブサイトを作ったりすることになったら、ルーティングの知識がとても役に立つよ。
効率的で安全なネットワークを作るための重要な鍵なんだ。
ルーティングはインターネットの世界をスムーズに動かすためにとても大切なんだ。
この話を通して、インターネットがどれだけ賢くできているかが少しでもわかったら嬉しいな!
まとめ
今回はルーティングを解説してきたけど、どうだったかな?
ルーティングの凄さがわかった。いまいちまだ静的ルーティングの使い道はわからないけど。
そうだね。静的ルーティングとかは実際にそのタイミングになったら分かればいいよ。
とりあえずルーティングによってデータのやり取りが行われるってことだけ知っていれば十分さ。
よーし、じゃあ今日の話はとりあえずOKだ!!