前回、メモリ=机って話をしたけどさぁ、意味はわかるけど仕組みが全然イメージつかないんだけど~
あー結構難しいから省略した部分だね。気になるの?
そ、そういうわけじゃないけど、なんとなく知っておきたいかなって思って。
なんでツンデレ風?
よーし、じゃあ今日はメモリの仕組みに注目してメモリの解説をしていこう。
そもそもメモリ=机の概念を思い出せない場合は前の内容を確認しておいてね。
メモリとは
コンピューターやスマホを使うとき、色々な情報をすぐに取り出したり、保存したりしている。
このとき重要な役割を果たしているのが「メモリ」だったね。
メモリはコンピューターの頭脳の一部で、情報を一時的に保持したり、アクセスしたりする場所だった。
人間世界の机に例えるとわかりやすくて、作業をする時に机に教科書やらノートを並べるみたいにアプリを使う時もアプリの情報をメモリに載せて作業するイメージだったね。
そんなメモリの仕組みをもうちょっと深掘りしていこう。
メモリの仕組み
メモリの中身を見ていくと大きなロッカールームみたいになっている。
たくさんの小さい箱が連なってる。
その小さな箱にコンピュータで使われる情報を格納し、プログラムが動くようになっているんだ。
例えば、エクセル画面を操作する場合のメモリを見てみよう。
まずはエクセル画面の情報が小さな箱に分割されて格納されている。
マウスの動きについても実はメモリにあって、それらの情報をCPUというパソコンの脳みそが処理することによって、ディスプレイに表示されるんだ。
エクセルの画面でボタンを押したとき、マウスの操作内容がメモリで更新される。
押されたボタンの位置をエクセル画面制御に関わるメモリに書き換えを命令する。
メモリの内容が書き換わったことで、表示する部分も変わる。
これによって、結果的に僕たちに見える画面が構成されるってわけ。
これが超高速で行われているのが、メモリなんだ。
小さな箱一つ一つに情報が入っているの?
そう、厳密には数値として「100011111」みたいな感じ。
ただこれだとあまりに難しいから、今回は例えを使って操作という記憶情報を保存している様子で紹介したんだ。
メモリによってコンピュータはどう変わる?
メモリの仕組みがわかると、コンピュータへの影響もわかってくるかな?
メモリがたくさんあれば、コンピューターはもっとたくさんのことを同時にできるようになるし、動作も速くなるんだ。
逆に、メモリが少ないと、情報を処理するのに時間がかかったり、コンピューターがフリーズしたりすることがあるんだよ。
操作の記憶がメモリにたくさんのれば、それだけたくさんの操作ができるってことだね。
まさに机と例えたのがわかりやすいと思う。
RAMとROMの機能と重要性
メモリの仕組みを調べていくとRAMとROMという言葉に行き着くよ。
これらはメモリの保存の仕組みだよ。どういった保存方法で小さな箱にデータを入れているのかが決まってくるんだ。
RAMは、「ランダムアクセスメモリ」の略で、コンピューターが今使っている情報やプログラムを一時的に保存する場所だよ。
たとえば、ゲームをしているときや、文書を書いているとき、その情報はすべてRAMに一時的に保存されているんだ。
コンピューターの速さや多任務能力は、RAMの大きさによって大きく変わるよ。
ROMは、「リードオンリーメモリ」の略で、コンピューターが起動するときに必要な基本的な指示が保存されている場所だよ。
ROMに保存されている情報は変わらないため、コンピューターがどのように動くかの基本的なルールや、システムを起動するための指示が入っているんだ。
つまり、どういうこと?
ROMはパソコンの根幹に関わる記憶を保存しておく領域。
RAMはソフトを動かすときに使う領域ってこと。
メモリの中でも保存で使われている場所が異なるってこと?
その通り、メモリの中で保存方法が異なる箱があることで、電源を切っても忘れないでほしい情報をメモリに置いておくことができるんだ。
机の例えにして教えて!
ROMは電気スタンドや時計みたいに机にずっとおいておくべきもののイメージ、RAMは本や教科書、ノートなどのイメージかな。
いちいち電気スタンドとか時計を移動させるのは面倒でしょ?って感じ。
なんとなくわかった気がする!
まとめ
今回はメモリの仕組みについて紹介してきたけど、どうだったかな?
小さな箱が集まったものってのはよくわかったけど、RAM、ROMはちょっと難しかったかな。
メモリは基本電源オフで保存内容が消えるけど、消えない部分もあるってだけ覚えておけば細かい用語は忘れちゃっても大丈夫。
にいちゃんに教わったことは忘れてもいいけど、にいちゃんに教えてもらった恩は忘れちゃいけないみたいなことかな?
そ、その通り!かな…?