Pythonをインストールできたところで、実際にプログラムを書いていこう!
楽しみ〜
私はちゃんとできるかちょっと不安です。
大丈夫🎵
今回は基礎の基礎、足し算の結果を表示させたり、文字を表示させたりプログラミングの雰囲気を掴める内容だよ。
グリコちゃん、大丈夫!
わからないなら僕が教えてあげるから🎵
ふふふ、ありがとう~
なんかフラグが立ったような…?笑
アイドル(IDLE)とは
プログラムは書いたらその結果を見る必要がある。
今回使うのはアイドル(IDLE)と呼ばれるツールだよ。
対話型プログラミングツールで、1行のプログラム結果をすぐに返してくれるよ。
画面としてはこんな感じ、コマンドプロンプトと一緒のシェルウィンドウで作業をする。
ごめんなさい、結果を返すって意味がよくわからなくって。
そうだね、プログラムには必ずやりたいことがあるんだ。
例えば、1~10までを全て足し算したい。苗字と名前の組み合わせを10通り作りたい。とか。
これらの目的で書いたプログラムを実行!とすると、実際にプログラムが動いて結果出る。
この結果が出てくるところを、プログラミング用語では「結果が返ってくる」という言い方をするんだ
なるほど、プログラムをPCに渡してPCから返ってくるイメージですね?
その通り!プログラムはPCへの命令文書だから結果を返すという言葉を使うんだね。
アイドル(IDLE)を起動する
まずは、アイドル(IDLE)を起動してみよう。
といっても、やることは簡単、Windowsならアプリの一覧から「Python 3.12」の中の「IDLE」を探してダブルクリック。
Macの場合は「アプリケーション」フォルダの中の「Python3.12」フォルダの中、「IDL.app」をダブルクリックする。
そうするとこういう画面が出るから確認して。
できました!
えっと、、うんできた!!
アイドル(IDLE)で命令を実行する
アイドル(IDLE)準備ができたら実際に命令を実行してみよう。
プログラムは特定の文章を入力すると、内容が適切なら結果が返ってくる。
「>>>」となっている部分が僕たちプログラマーが入力する部分だよ。
ここに手始めに「print(1+1)」と入力して、EnterまたはReturnキーを押す。
するとこんな感じの画面になるよ。
結果が「2」と返ってきたのが分かると思う。
この「print()」というのがプログラムの命令の一つで、意味は表示だ。
「()」の中の文字を表示してくださいっていうこと。
だから「print()」の「()」を違う命令にすると結果も異なるよ。
例えば「print(10-1)」は引き算の結果、「print(9/3)」は割り算の結果だ。
プログラミングはいかに手を動かすかだから、ひとまず色々な数字や計算方法で試してみるといいよ。
なんか赤文字で結果が出ないんですが!!
あーこれは「()」が全角になっちゃてるね。プログラムは基本半角なんだ。
英語を打つのと一緒だね。よくある間違いだよ。
アイドル(IDLE)で文字を表示する
次に文字を出力してみよう。
さっきと同じ方法で「print()」を使うわけだけど、自分の名前を表示させたいとなったらどうすればいいと思う?
もしかしたら「print(てっぱん)」とすればいいかな?と思ったかな?
惜しい!!けど中々センスのある発想だよ!
正解は「print(“てっぱん”)」文字の場合「””」で挟み込む必要があるんだ。
PCとしてはどこが文字で、どこがプログラムなのかがわからないんだ。
だから、ちゃんとてっぱんは「”てっぱん”」という文字のことですよ。と明記する必要があるんだよ。
じゃあ、実際に自分たちの名前を表示させてみよう。
あ!!!
あれ、うまくいってる!あの「””」じゃなくて「’’」で間違ってやっちゃったんですけど、うまくいったんですけど。
言い忘れてた!
「””」というダブルクォーテーションでもできるし、「’’」というシングルクォーテーションでも文字を表示することができる!
確認問題
最後に今回のまとめとして、確認問題をやってみよう。
次の3つの問題に対して、プログラムで表示をやってみて。
①1~3までの数字を足した結果の表示(1+2+3)
②Hello Worldを表示
③「私は”元気”です。」という文字を表示させる(ダブルクォーテーションも表示させる)
③は教えてないことだから、難しいかも知れない!!
うーん、①と②はできましたが、③がわかりませーん!
ぼ、ぼくは、1問もわからない…
よし、じゃあそれぞれの問題の解説をしていくよ。
①計算を表示するときに使うのは「print()」だったね。今回は1+2+3という結果を表示させたいからこれをそのまま「()」に入れてあげればいい。
つまり答えは「print(1+2+3)」ということ。
②文字を表示させるときは「print()」の「()」部にダブルクォーテーションで括った文章を入れればよかったね。
つまり答えは「print(“Hello World”)」となるよ(シングルクォーテーションでも正解だよ!)
③実は教えていないことの応用なんだ。
答えから先に言うと「print(‘私は”元気”です。’)」だよ。
シングルクォーテーションによって、その中は文字と認識されるからダブルクォーテーションも文字として認識されるってわけ!(エスケープとプログラミング用語では呼ぶよ)
まとめ
今回はアイドル(IDLE)で実際にプログラムを書いてきたわけだけどどうだったかな?
③の問題は解けなかったですが、printという命令についてわかった気がします!
ぼ、ぼくも…!わかったかな
たこ、わからないことは恥ずかしいことじゃないから、できないときはちゃんと言おうね。
今回のことだって基礎とは言ったけど、分かりづらい部分はあると思う。
できないことをそのままにせず、少しずつできるようになればいいんだよ。
う…!ごめんなさーーい!全然分かりませんでした。
大丈夫、もう一回1から説明するから二人で居残って勉強しよう。
ありがとう、にいちゃん!!
私ももう一回復習のために残ります!!
やっぱグリコちゃん良い子ーー!!