ITパスポート無料講座!社会のIT技術を用いた製品サービス、IoT、DXを徹底解説

てっぱん
てっぱん

今回はITで変わっていく世の中と題して、ITがどういった形で会社や社会に関わっているのかを解説するよ。

やきそば太郎
やきそば太郎

しゃ、社会への関わりも資格試験に出てくるんですか?

てっぱん
てっぱん

そう、かなりタイムリーな話も試験に問われることが多いんだ。

社会とITがどう相互関係を生み出しているのかを知るのは結構面白いから、勉強もしやすい分細かいところも問われるから注意が必要だよ。

焼きグリコ
焼きグリコ

ITと社会かぁ、私が子供の頃思っていた未来とは違いますけど、空飛ぶ車とか、太陽光発電とかは結構ニュースで聞いて夢を感じますね!

てっぱん
てっぱん

そうだね~

僕はSFが好きなんだけどかなりSFが現実になりつつあって、ワクワクするよね。

今回は実際に世の中に存在するITについて紹介していくよ!

IT技術の実情と今後
出題頻度
 (5)

社会を支えるIT技術

現代はIT技術によってかなりの部分が支えられている。

まずはどんなところにITの技術が利用され社会を支えているのかについて知っておこう。

現金不要はITのおかげ

金融の仕組みは情報システムによって大きく変わった。

お金は現金という考えだった時代からキャッシュレスに変わったのは情報システム、ITのおかげなのだ。

クレジットカードは、キャッシュレスの代表で利用者が商店に支払うべき代金をカード会社が立て替え後で利用者に一括して請求する仕組み。

売り上げデータや信用情報の即時紹介が必須条件となる仕組みで情報システムがそれを実現しているんだ。

QRコード、バーコード決済もまさに情報システムによって実現されているもので、店舗に読み取らせたり逆に店舗側のコードを顧客が読み取ることで決済をする仕組みだ。

FinTechと呼ばれる金融とテクノロジーによって作られる革新的なサービスたちもある。

具体的には、保険や投資の提案などをAIが行うサービスなどが挙げられる。

FinTechの定義はかなり曖昧で、革新なサービスでこれまでにない金融とテクノロジーの組み合わせのサービスのことを言うと覚えておくといいよ。

モノの入手もスムーズになった

支払いや金融の世界だけではなく、ものの入手や送付もITによってスムーズになった。

在庫切れや不良在庫をなくす方向への進化や、郵便や宅配便の追跡システムなどが挙げられる。

またUberEatsなども食品を運ぶという点で革新的なサービスだと言える。

情報システムの活用により、現実的なコストでモノの追跡システムを実現できるようになったわけだ。

身の回りのシステム紹介

身の回りにあるシステムについて、紹介していこう。

POS

販売時点管理システムのことをPOSと呼ぶ。

POSは、コンビニなどでよく見かけるシステムで単なるレジではなく、購入日時やその日の天気、買った人の年齢や性別、何人で買い物に来ていたかなどの情報がその場で生成、入力されるシステムだ。

本部ではこれらの情報をもとに、どういった商品がどういった条件で売れやすいのかを分析して、新商品や在庫管理に利用している。

GPS

全地球測位システム(GPS)は、複数の人工衛星が発する電波を受信して、自分の今いる位置を正確に割り出せるシステムだ。

最初はカーナビに導入され、スマホが普及するとスマホの必須機能になっている。

地図アプリに非常に役に立ち、今いる場所から目的の場所へスムーズに移動することができるようになった。

ETC

車に搭載した端末と料金所のシステムが無線通信をして、有料道路の料金を徴収する仕組みがETCだ。

高速道路の料金所は、交通のボトルネックとなり渋滞が発生するポイントだったけどETCの登場により、渋滞緩和がはかれるようになった。

日本のETCではETC対応のクレジットカードを差すことで料金をクレジットカードで引き落とされることも実現されている。

将来的な応用としては、空いている時は料金を安く、混んでいる時は料金が高くなるという道路利用率最適化を図ることなどが検討されているよ。

RFID

無線機能を組み込んだICチップを使って、人やものを管理する仕組みがRFIDだよ。

モノの管理技術としては、バーコードやQRコードが普及しているけど、RFIDではICチップを用いるため、QRコードとかよりも非常に大きな情報量を記録できるんだ。

有名どころだとユニクロに導入されているシステムで、バーコードを読み取ることなく無線で会計ができてしまう。

将来的には商品全てにRFIDのタグが採用され、レジに物を置くだけで全ての会計が完了するって流れになると予想されている。

マイナンバー

全国民に12桁の固有IDを発行して、役所の事務手続きを一貫して使えるように設計されたのがマイナンバー(個人番号)なんだ。

マイナンバーカードも発行され、かなり一般的になってきているよね。

健康保険証になったり、住民票の写しをコンビニで発行できたり結構便利だったりする。

これらの技術はまさにITによってシステム開発されている例だ。

マイナンバーカードに埋め込まれたICチップによって、実現されている仕組みだよ。

ちなみに将来的には免許証になったり、スマホにアプリとしてインストールされたりすると言われている。

IoTってなに?

モノにコンピュータを搭載させたものが組み込みシステムと呼ばれる製品だよ。

パソコンも組み込みシステムだけど他にも自動で時間制御してくれる洗濯機も、炊飯器もコンピュータ制御によって動いているシステムを組み込みシステムっていうんだ。

IoTはそんなコンピュータ制御が入った組み込みシステムの中でも、インターネットにつながって制御を行えるモノのことを言うよ。

ネットにつながることでコンピュータ制御がより一層便利になったモノがIoTってイメージだ。

IoTでできること

IoTによって何ができるようになるのか。

エアコンや照明、冷蔵庫、炊飯器、などさまざまなものがネットを通して外からコントロールできるようになってきているIoT。

冷蔵庫の中身を確認して何が足りなかったかを確認して買い物をより効率的に行えたり、家に帰る前にエアコンの電源を入れて涼しい部屋を作っておくことができたりする。

ホームコントローラーなどで、操作なしでどんなタイミングで部屋を何度にすれば住人にとって快適かを自動で作り出すことが今後はできるようになると言われているよ。

今後は家電を操作するということ自体がなくなる時代が来るかもしれない。

節電モードにしとけば勝手に電気代を抑えつつ、快適な生活ができる設定ということができたりするかもしれない。

IoTのセキュリティ事情

IoTで注意しなければいけないのがセキュリティだ。

IoTはコストの関係などでかなりセキュリティが軽視されやすい。

だけど全てのものがネットでつながるようになった世界ではIoTのセキュリティは非常に重要になってくる。

家の鍵がIoTになる例を想像するとその重要性がよくわかると思う。

IoTのセキュリティが破られたら、家の鍵を盗まれたも同然になり、同様の手法で同じIoTを使っている家の鍵全部が盗まれるのと同じ意味になってくるんだ。

怖いよねー。

さらに飛行機や車もIoT化によって全てが制御されるようになったらさらにセキュリティ問題は命に関わる重要要項になってくる。

ITとこれからの社会

ITはこれまですごい速さで進歩してきたけど、今後もさらに進化していく。

果たしてこれからの社会はどのような変化が起こりうるのだろうか。

ここでは今後の社会変化についてITパスポートで問われやすい部分を紹介していくよ。

第4次産業革命

蒸気機関を使って工場を機械化した第1次産業革命。

電力を大量生産に活用した第2次産業革命。

情報技術による自動化を成し遂げた第3次産業革命。

今は第4次産業革命と言われている。ビックデータの活用とIoT、AIがそれらの技術の中核で非常に注目を集めている。

第4次産業革命の何がそんなにすごいのか?

同じ製品を大量生産していたものがAIによって個々のニーズに合ったものを生産できるようになるんだ。

無駄なものを作らなくて済むし、自分にぴったりのものが自動オーダーメイドという形で作られる。

データをうまく利用することでどんどん便利な社会になり、個々に合わせるというのが当たり前になる時代が第4次産業革命だと言われているよ。

DXってなに?

最近よく目にするDX。

DXとはデジタルトランスフォーマーションで、ITの力を使ってビジネスを劇的に革新することだよ。

重要なのはビジネスの革新という点。

学校のプリントを全てPDFで配布したり、出席確認を全て機械が自動で行ったり、オンライン授業にしてしまうなどもビジネスの革新の例だよ。

ITを使ってこれまでに不便だと思っていたところが変わることこそがDXなんだ。

IT社会を生き残る方法

どんどん進化するIT社会を生き抜くためには二つの力を特に意識した方がいい。

情報リテラシーとデジタルディバイドだ。

情報リテラシーとは、情報技術を活用する能力のことで、メールやエクセル、パワーポイントというパソコンスキルについて使える技術力を持っておくべきという考え方だよ。

パソコンが一人一台が当たり前になっている時代に、読み書きそろばんくらい当たり前に使いこなせるようにしておくべき知識とも言い換えられる。

AIやデータマイニングなどもどんどん新しくなるツールや便利なものを取り入れて、使いこなせるようにしよう!っていうことだ。

情報リテラシーが高くどんどん新しい技術を取り入れて使いこなせる人は新しいチャンスも手に入れやすい。しかし情報リテラシーが低いとどんどん置いてけぼりにされてしまう。

こうして生まれる格差のことデジタルディバイドと呼ぶんだ。

デジタルディバイドで損をしないように、新しいものをどんどん受け入れていく心、実際に試してみる心っていうのが重要だということ。

わからなくてもとりあえず使っているうちにできるようになることもあるから、まずはやってみることが重要だよ。

SNSだって何か講習を受けたわけではなく、なんとなく使っていたら使いこなせるようになったよね?そんな感じさ!

まとめ

てっぱん
てっぱん

今回は、ITと社会の関係、今後のIT社会について解説してきたけど

どうだったかな?

焼きグリコ
焼きグリコ

私たちは情報リテラシーを上げている段階なんだな!って思いました。

これからもどんどん進化していく中で食らいついていくので精一杯かもしれませんが。。

てっぱん
てっぱん

大丈夫!今ITパスポートの勉強をしているだけで十分情報リテラシーは高いよ。

あとはその好奇心や向上心で新しいものを触れていくだけ!

絶対できる!!!

やきそば太郎
やきそば太郎

し、試験には今回のことってどういった感じに出題されるんでしょうか?

てっぱん
てっぱん

今回の話は例えばIoTに当てはまる事例はどれか?とか、FinTechの事例に最も適しているものはどれか?みたいな感じで出題されるよ。

やきそば太郎
やきそば太郎

な、なるほどですね。

では名前を覚えつつも内容の概要を知っておく方が重要そうですね。

てっぱん
てっぱん

そうだね。

しっかりと概要を押さえてた上であとはガンガン問題を解いて自分のものにしていこう!

じゃあ今回はここまで、また次回!!

グリコ、やきそば
グリコ、やきそば

はい!ありがとうございました!!

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